1954年のココを演じるのは、『愛と追憶の日々』でアカデミー賞を受賞した、シャーリー・マクレーン。
まるでココが乗り移ったような強さと品格をみなぎらせファッション界に復活をとげたココをスクリーンに甦らせる。そして若き日のココは、イタリア映画界で活躍するバルボラ・ボブローヴァが熱演。また、ココの腹心であり、ビジネスパートナーのマルク・ボウシエ役を『時計じかけのオレンジ』(71年)の名優マルコム・マクダウェルが演じる。
世界で最も有名なブランドのひとつである「シャネル」。
そのスタートは、ひとりの女性の孤独と情熱からだった。
その女性の名は、「ガブリエル・“ココ”・シャネル」。
修道院で孤児として育ちながらも、酒場の歌手、帽子デザイナー、そしてファッション界を牽引するデザイナーとしてキャリアアップしていったココ。彼女の“スタイル”はいまなお、すべての女性の憧れである。それは、彼女が発表した数々のファッションアイテムのみならず、現代にも通じる、潔いココの生き方や言葉に共感することにほかならない。
<ストーリー>
1954年、パリ。15年の沈黙を経て、復帰コレクションを開催したココだったが、評論家や顧客たちに
「過去から脱却できないシャネル」と酷評されてしまう。
そんな時、ココは孤児だった自分が現在の地位を手に入れるまでの日々を思い出す。
それは自分のキャリアだけではなく、彼女を奮い立たせ、支え、勇気づけてくれた数々の愛の思い出でもあった。
最初の恋人、エチエンヌとのロワイヤリュでの生活。シャネルが最も愛した男、ボーイ・カペルとの試練ともいえる
深く悲しい恋。それと引き換えに手に入れたデザイナーとしての地位…。
数々のでき事を回想しながらココは、再起を誓うのだった。
